エッセンシャル思考 ビジネスマン必読の名著! 仕事の向き合い方おすすめ本です。
毎日やることに追われていて・・・・
自分の好きなことに時間を使えない・・・
僕もそう思っていました!(今も思っていますが改善中です)
エッセンシャル思考は、仕事だけではなく日々の生活、人生をとても有意義に変えてくれます。僕が、今まで読んだ本の中では名著中の名著です!
ぜひぜひ読んでいただくことを心よりオススメします!
- エッセンシャル思考とは
- 見極める
- 捨てる
- 仕組みか化する
1.エッセンシャル思考とは
一言で言うと、エッセンシャル思考とは、
エネルギー・時間を分散させずに本当に大切なものに集中して使うことです。
私達にはやりたいこと、やらないといけないとこががたくさんあります。しかしその全てに取り組んで結果を残せるスーパーマンはごくわずか。残念ながら僕はそうではありません。
「これだ!」と思えるものに限られたことに、時間・お金・体力・集中力を総動員して取り組むという考え方、これがエッセンシャル思考です!
ん?当たり前やん?
と思ってしまうんですが、これが案外そうでもないんです。
エッセンシャル思考と通常の思考を比べてみます。
下の図を見てください。
通常思考の人は全てのことに全力で取り組みます。そのために、時間も労力も使ってできる限り行動していきます。多くのことに取り組むので、成果は分散され、結果高い満足感を得ることが難しくななってしまう。
一方、エッセンシャル思考の人は行動をできるだけ減らして、より良い成果を出すことを行います。それがより高い満足度につながることが分かっているからです。
でも・・・
まれに、全てに取り組み結果を出せるブルドーザーみたいな凄い人もいますよね。
天才、無限のバイタリティを持つ人っているんですよね。
そうそう、あんな人には勝てないよ。。。
と、僕みたいな普通の人は嘆くだけ、全部ダメ、負けるのかというと・・・
必ずしもそうでもない。
いわゆる1点突破。エッセンシャル思考を持ち合すことができれば、あるポイントでは大きな成果と満足感を残すことができる、ということです。
次に、その実践をするための大切な要素をみていきます。
2.見極める
エッセンシャル思考の肝は、重要なことにだけ時間と体力と集中力を使うこと。
そのための、自分にとって何が重要?何に集中?これを見極めることが重要です。
そんなの分かってるけど、難しそう。
はい、大丈夫です。そのための重要なポイント3つも教えてくれます。
①考える時間を作る
優しい人は、「ごめん急なんだけど、これお願い!」とか「○○さん、助けて!」
とか言われると「はいよ!」と反射的に手が動いてしまいます。
ですが、ここで大事なことはその仕事は本当にあなたがやるべき重要なことなのか?
ということです。
目的は何か?大きな成果、自分が満足出来る成果につながるのか?
少し考えて、やるやらないを判断するそのための時間を確保するようにしましょう。
これは頼まれごとだけではないですよ。
1日の少しの時間でも紙とペンだけを机の上に置いて、
考える時間を意図的に継続的に作り出すことが大切なんです(らしいです)
だからさ、断れないよ!人付き合いってモンをわかってないな!!
(ハムでも知ってるよ!)
確かに、断りにくいですよねー。
でも、あなたが(僕が)断れば本当に進みません?
誰かが代わりをやるだけじゃないですか?そうでなければそれは重要な仕事ですね。
でも大体のことは誰かで充分、これを見極めることが重要です。
着手する前に、自分がすべきことなのか?目的は?成果は?
と少し考える癖をつけたいですね。
②情報をフィルタリングする
例えば、企画を作る際に参考になりそうなことをネットで調べようとすると、膨大な情報を検索することができます。自分の企画にその全てを詰め込もうとする人はいないですよね。参考になりそうなものと、そうでないものを取捨選択して活用します。情報のフィルタリングができていると言えます。
ところが、これが会社の中の話になるとなかなか難しい。
例えば、会議の場だと全ての発言を記憶しなきゃとか、偉い人の言うことはおさえておかなきゃ、となり情報過多になってしましいます。
エッセンシャル思考ができる人は、
結論や本質となる内容をピックアップして部分的に頭に入れることができます。
はい、難しいw
まずは、人の発言を自分の中で反芻して大事だなと思えることろのみを頭に入れる。
そんな練習をするといいのかもしれません。
③90%ルール
エッセンシャル思考の肝は重要事項のみに取り組むことです。
そして、その基準を示すものがこの「90%ルール」です。
自分の仕事に優先度をつけて優先度90%以上のものしかやらないという意味です。
それ以下のものを惹きつけると「何でも屋」になるぞ!ということです。
そんなの無理だよ!上司に頼まれたら誰でもやるでしょ!
(ハムでもわかるよ)
これは、ハムの言う通りですw
サラリーマンでこの90%はちょっと現実的ではないですね。
ただ、自分で基準を作ることは大切です。
仕事やお手伝いを頼まれたら、まずは自己ルールで採点、自分の決めた点数未満であれば断ることを第一に考えてみる。これだけでも物事への取り組みプロセスは大きく変わります。
あとは、その基準点を少しずつ上げていけばいいのです。
こうして作り出した時間を、本来すべきことに振り分けていきましょう。
3.捨てる
これは、「捨てる」というより「やらない」技術という方がしっくりきますかね。
重要な仕事以外に手を出さない、やらないための心得2点です。
①完全に明確にする
これが難しい!
曖昧、なんとなく、やった気ではダメ。完全に明確にすることがとても重要。
明確にするものは、まず目標、ゴールを決めることですね。
何を達成したらチームは、自分の仕事は成功したと言えるのか、ここを完全に明確にします。
例えば、A商品を有名にしたい!ではもちんダメです。
どうなったら「有名」と誰もが納得できるのかをせっせと掘っていきます。
売上高なのか、アマゾンクチコミ件数なのか、HPのPV数なのか・・・
アマゾンクチコミならば何件で良しとするのか、それはなぜか・・・
次に明確にするのは、その目標を達成するためのプロセス、スケジュールです。
何のために?
それは、無駄な業務が入り込む余地をなくしていくためです。
②うまく断る
エッセンシャル思考ができても、頼まれごとを断れないと、さらにストレスを溜め込むことになります。断るということはとても大切なことです。
断るための理由が①にあります。
重要な目標とそれを実現させための完全に明確で必要な業務があるからです。
そうです、このための①の作業が誰にでもわかる完全に明確なものである必要があるんです。
「ちょっと、時間あるかな?」
「本日は、来週の打ち合わせに向けた分析を13時から15時まで、15時から18時まではA商品のPR手法についてブレストと行う予定です」
明確に伝えることができます。この目標や作業がチームにとっても明確に重要な物であれば、
誰もが納得します、雑多な仕事は降ってこないはずですね!
4.仕組み化する
どうやってものごとをやり切るか?
エッセンシャル思考でない人は努力や根性でやり遂げようとしますが、エッセンシャル思考の人は、なるべく自動で上手くいくように、システムを作ろうと考えます。
いや、そこが難しいのよー!
本書では仕組み化するためのいくつかポイントが書かれていますが、
エッセンシャル思考的に一つに絞るとすれが、
最も重要なことは「習慣化する」ことだと思います。
エッセンシャル思考ができている人は、目標は正しい習慣、仕事の取組み方・アプローチの仕方を通じて自動的に達成するものだと考えます。
そして、彼らが日々取り組むのは自分にとって優先度の高いことのみです。毎日の仕事は重要なことの積み重ねということになります。
ここが大切!
人間のモチベーションは「前に進んでいる」実感で高まることがわかっています。
日々小さい成功、満足を積み上げてそれを持続します。この経験を何度も積み重ねることで、脳はその行為が満足感につながることを学習。その行為に対しての警戒感がなくなり、それを求めるように変わっていきます。
「エッセンシャル思考」はビジネス書に分類されますが、毎日の生活を豊かにしてくれ考え方だなと感じました。
日々の生活で、そんなに自由に使える時間があるわけではありません。
だからこそ、その時間に何をすべきなのか???
エッセンシャル思考で考えていきたいですね!
この本を読んで、、、本質的なことはこちらの名著と同じだなと感じました。
こちらも面白いですよー