米国高配当ETF 大本命VYM 値上がりも!配当も!
今回は、米国高配当ETFの中でも、おそらく大本命なのでしょう、
VYM(バンガード米国高配当株式ETF)についてまとめます。
いいよ!と周りからも聞いてましたが、調べると納得ですね。やっぱりいいです!
特に読んで欲しい方
・投資に興味がある
・米国 ETF、どれを選ぼうか迷っている
・VYMについて、もう少し知りたい
サラリーマン「少額・真剣・遊びなし」投資に値するのか、
一緒に見ていきましょう!
- なんなん?それ?( VYMの特徴)
- 大丈夫なん?(投資セクター(業界))
- なんぼもうかんの??(配当状況とリターン目安)
- あかんとこもあんねんやろ?ええとこしか言わへんからなー
- で?結局ええの?
1.なんなん?それ?( VYMの特徴)
VYMは、ETFです。
簡単に言うと、株の詰合わせ定食みたいなものですね。
A定食とB定食で何が違うかというと、おかずが違うし値段が違います。
いっぱい種類はあるんですが、米国高配当系(ガッツリ系みたいな)定食で大人気なのが、このVYM。その特徴は大きくこれです。
①バンガード社の旗艦ETF
バンガード社は世界最大規模の資産運用会社です。
2019年5月末時点の運用総資産額は日本円になおすと約600兆円と言われています!
「なんや、でかけりゃいいかいな?」
「いいんです!」
②に続きます。
②0.06%の信託報酬(手数料)
100万円を1年間いってらっしゃいして(できませんが)、600円しかかかりません!
「他もっとええのあるんちゃうん?」
これはアメリカのETFでも極めて低い水準、手数料に関して損しません。
しかもです!
バンガード社の方針で資産規模が大きくなる(人気が出るほど)手数料が下がります。
現に2016年は0.09%だったんですから!
なので規模は大事!(①ですね)
高配当投資では、数%に頭を悩まします。手数料はとても大事な指標だと思います。
③歴史
2006年にできました。順調に運用資産を増やし今に至っています。
「長けりゃいいんかいな?」
「いいんです!」
とくにこの期間、リーマンショックを乗り越えています。
そして、昨年からのコロナの大暴落も比較的早く乗り越えています。
これから先、短期の浮き沈みはあるでしょうが有事に強いということが証明されています。
理由は、後述します。
ちなみに、他の高配当ETFは?ってことで、
VYMを含む代表的な3つを簡単比較してます。よければご覧ください。
2.大丈夫なん?(投資セクター(業界))
結論から言うと、めっちゃ大丈夫です!
VYMでは、400銘柄に分散投資しています。これは米国 ETF1の中でもかなり多いです。
一部企業や業界がマイナスしても他が支えるので安定します。
基本的には高配当で、大型の株が組み入れられるイメージですね。
個社はそれほど重要ではないと思うのですが、
投資されているセクター(業界)は大事です。
ヘルスケア、消費財、公共、消費者サービス、通信・サービスといった、
景気に影響されにくい業界が半分ほど占めているので、安心なんですね。
「ほんまかいな?」
「ほんまです!」
コロナの影響は勿論受けていますが、そのマイナス幅、何より回復が非常に優秀です。
これも分散が有効に効いている証拠ですね!
出典:ヤフーファイナンス
3.なんぼもうかんの??(配当状況とリターン目安)
VYMの配当利回りは概ね、2.5%〜3.5%です。
他の米国高配当ETFと比較いただくと、、、、正直物足りません。
(ここが少しう〜ん、、、となってました、僕の場合も)
ただ、
400銘柄以上に分散しながらこの配当利回りはすごい!
十分高いと思えます。
②トータルリターン
ここなんですよ!VYM
元本値上がりと、配当の両方が狙える。
高配当株の一番の弱点は、どんどん成長する会社ではなく、一般的には成熟した企業が多いということです。株価そのものが上がらない企業が多いんです。そのため、最強投資と言われるS&P500と比較するとトータルでは負ける、非合理的な投資と言われます。
そうです、ここが頭を悩ますポイントなんです。
誇り高き一般ピープルの僕は、投資で資産を大きくしたいのと同じくらい、、、
機会損失(損)するのが嫌なんです!
大阪人だし!(僕と友人数人から抽出)
そこで、見つけたのがこちらです。
2007年から2019年まで、VYMのトータルリターンはSP500とほぼ変わりません。
✳︎後述しますが、税金を加味するとまた変わります。
高い配当と成長性を両立する企業で構成されているVYM。
資産とキャッシュフローを共に拡大できるイメージ。
どうですか?心理的にとても続けやすい投資でしょ。
お小遣いを貰いながら株価も成長、ってやつっす。
4.あかんとこもあんねんやろ?
高配当/ETF/米国、で考えるとあかんところはないと思っています。
ただ、配当という部分にはどうしてもあかんところがあります。
そうですー、税金ですねー。
インデックス投資派勢の最大の攻撃ポイントです!
、、、う、確かに痛いw
配当金は年4回、3、6、9、12月に受け取りますが、これに税金がかかります。
現地で10%、日本で約20%です。
これは確定申告で戻ってきます。
・税引き前配当金が10万
・ざっくり8000円くらい戻ってきます!大きいですね。
✳︎所得が少ないと戻らないケースもあるとか、、、調べてください。
5.で?結局ええの?
かなりいいと思います!
(と思ってやっていこうと思っています)
ただ、好みはありますね。
例えば、同じ米国高配当ETFでSPYDというものがあります。
リターンを思いっきり配当金にふったやつです。
とにかく、目前のお小遣いを最大化したいならこっちです。
(トータルリターンでは取りこぼす場面も)
VYMは、
キャッシュフロー(配当金)が増えながら、資産拡大も狙える。
両方をバランス良く取れるETFです。
最後に、VYMの凄さをもう一つ。
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドという、
VYMを買い付けるだけという画期的な投資信託があります。。。